夕日寺とは

地名「夕日寺」の由来

養老3年(719)泰澄大師は、医王山を開山した後、三ノ坂往来を通られた際、一夜洞窟で過ごされ、越中「上日寺(じょうにちじ)」(現在の氷見市朝日寺)の観音菩薩の礼拝を夢に見られました。

そこで、傍らの佳木で「千手観音菩薩」2体と「狛犬」2体を彫り、崇める伽藍を建立し「養老山(ようろうざん)下日寺(げにちじ)」と名づけたことが由来です。

その後、上日寺は「朝日寺」と呼ばれるようになり、下日寺は「夕日寺」と呼ばれるようになり、今の地名となりました。